おのくんって?、の巻
そうだそうだ、私の山ブロには欠かせない存在のおのくん。
おのくんて?
はい、よくぞ聞いてくださいました。
おのくんです。
おのくんを語るには、話が2011年の震災の頃まで話がさかのぼります。
誰もが落胆し驚愕したあの震災。
我が家は北関東住まい、しかも関東平野ど真ん中。津波の影響は一切関係なく、そして国が認めた被災県でもあったので被害は全くないのだけど(テレビが倒れて破損した位)、罹災証明書が貰え。高速道路が無料で使用出来たのです。
不謹慎ながら。
それを利用して東北支援の山旅(と聞こえは良いけど単なる旅行だな)に行ったわけで。
(この山に関してはまた後日)
そこから松島方面へ向かいさらに北上し石巻へ向かったのです。
色々な考えがあると思う。あって当然。
でも、我が家の意見として被災地を見に行くのはやめようと。惨状を目に焼き付けるのも必要だけど、明らかに野次馬みたいになるのは嫌だと。
で。
土地勘のない我が家は石巻からの帰り道、海が見たいねと奥松島へと行ってしまったのです。
テレビで見ていた被災地より被害が少なかった松島の奥だから、もっと被害は少ないだろう。 そう思ってしまってて。平和ボケですね。
私達が車で通ったのは。野蒜地区。
電車は転がってるわ、家は真横に倒れてるわ、それはそれはおぞましい姿と化した悲しい町の姿でした。
地形的に正反対で、津波をこちらがもろに受けたようです。
そんな東松島。
帰宅してから知った、おのくんの存在。
被災者の方が何気なく靴下で作ったソックモンキー。それがおのくんです。陸前小野駅にある仮設住宅で作られたからおのくんと言います。
その後、再び東松島に向かう機会があり我が家に招きました!
(おのくんを買うことを里親になる!と言います)
ちょっとした復興支援のつもりで。
そして忘れない!を忘れないために私の山行には、常におのくんに同行して貰っています♪
ね!
ここは奥穂高頂上ですよ笑
どうぞ、以後お見知りおきを( ・∀・)